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おうちで温泉気分第一弾「WATSUが楽しめる温泉 舩原館」

台湾現地日本情報マガジン『WAttention TOKYO+ 挖!日本』の人気連載記事「日本元氣溫泉之旅」を覗き見。温泉ライター西村理恵さんの記事を読みながら、おうちで温泉気分を味わってみてはいかがでしょうか?

皆さん、コロナウイルスのニュースばかりで気分が下がっているのでは?
遠出して、ゆっくり余暇を楽しみたいなあと思っている方が多いのではないでしょうか。

こんな時に日本人が思いつく旅行先、、、それは(恐らく…)

温泉

早速ですが、WATSU(ワッツ)をご存知ですか。

Water Shiatsuの略称で、水中セラピーを指す言葉なんです。
そんなWATSUを体験できるのが静岡県伊豆市に位置する舩原館。
温泉ライターの西村さんが素敵な言葉を紡いで温泉記事を書いてくれました!

温泉セラピーワッツを体験できる伊豆の囲炉裏宿

病気かな?と思ったときに行く医者を、日本では「かかりつけ医」と言います。同じように、ちょっと疲れたとか何となく具合が悪い状態、つまりは未病のときに出かけたい温泉宿を「かかりつけ湯」と名付け、健康回復や保養に役立てようという活動が静岡県伊豆地域ではじまっています。現在、かかりつけ湯に選ばれた宿は52軒。今回紹介する「船原館」もかかりつけ湯の一軒です。

船原館は修善寺駅から車で15分。天城の山々を後ろにひかえたのどかな里にあります。温泉は単純温泉。弱アルカリ性でつやつや透明、肌を磨いてくれるような硫酸塩泉系のお湯です。源泉温度47度で湧出量は毎分130リットル。豊かなこのお湯が、深さ120㎝のたち湯に注がれています。たち湯で行われているのが「ワッツ」。ウォーターと指圧とを組み合わせたカリフォルニア生まれの水中セラピーです。セラピストは当主の鈴木基文さん。ふわりふわりと浮かんだ体を、時に支え、まわし、ツボを押してくれます。お湯を通して伝わってくる鼓動、全身お湯に包まれている安心感、力が抜けてお湯と体とが溶け合っていくような不思議な感覚があります。終わったあとは、頭のネジがはずれ、しばらくぼんやりしてしまいました。頑固な心のコリまでほぐしてくれそうなセラピーです。

船原館のもう一つの魅力は食事。囲炉裏でいただくお狩場焼きは、猪肉やシイタケ、川魚にワサビ、シンプルだけど素材の持ち味を楽しめるおいしい料理です。囲炉裏で使われている炭は、鈴木さんが天城の山に入って焼いているもの。希望者は炭焼き体験もできます。

ものわすれの湯 船原館

温泉×WATSUの組み合わせはウェルネスツーリズムを好む外国人層に好まれるでしょうし、炭焼き体験は、日本の食材を囲炉裏で食べることへの体験アクティビティとして付加価値の提供ができていて、大変素敵な試みですね。
今はなかなか遠出などできない状況ですが、収束後には舩原館のような場所でゆったり、美味しいお食事を楽しみたいものです。

【次回】
おうちで温泉気分第二弾として、大分県久住温泉 レゾネイトクラブくじゅうをご紹介する予定です。お楽しみに!

実際に掲載された『WAttention TOKYO+ 挖!日本(台湾版)』の記事は、オンラインでもお楽しみいただけます。

日本元氣溫泉:伊豆船原館

在伊豆體驗溫泉水療。 當你感到疲倦或身體不適時,可曾想過泡湯也能幫助你恢復元氣?以溫泉養生為號召的溫泉旅館,在靜岡縣的伊豆地區目前約 有50家。這一期的日本元氣溫泉之旅就帶您來到其中之一的「船原館」...