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日本にはまだまだ日本人の知らない日本がある

Sanzenin

47もの都道府県にそれぞれの歴史、文化が根付く日本。気づかれていない眠った魅力をまだまだ日本人は知らないのでは。これからの時代、外国人と日本人のハイブリッド目線こそが、新たな魅力を発掘するカギとなるかもしれません。

外国人目線が大切なワケ

和テンションは長年にわたって訪日外国人向けに特化して日本の歴史や文化、旅行の情報を発信するため、日本全国を取材してきました。和テンションメディアの最大の特徴は、翻訳ではなく、外国人が自分たちの目線で取材、記事制作をしていることです。様々な国の外国人レポーターを一緒に全国各地を取材していると私たち和テンションの日本人スタッフは、「日本人向けの旅行情報メディアは、本当に日本の魅力を伝えているのかな?」と思うことがしばしばあります。

彼らは私たちが用意した取材コースには飽き足らず、先入観無く好奇心のままに「これちょっと面白そうだ」という場所やモノやコトを発掘していきます。そこにあるのは私たち日本人向けのガイドブックなどには載っていないけれど、日本人にも魅力あるコンテンツだったりするのです。

ストーリーに惹かれる外国人たち

Motonosumi Inari Shrine

思い起こせば、日本人にとって本格的な観光旅行が始まったのは明治時代。今では日本を代表する観光地となっている軽井沢や箱根、日光などは、明治政府の招へいで来日した「お雇い外国人」たちによってリゾート地から観光地へ開発されていきました。

近年でも海外で有名になったことから、日本人に知られるようになったところは意外に多いのです。断崖の上から海に向かって鳥居のトンネルが延びる山口県の「元乃隅稲成神社」はアメリカCNNが「日本で最も美しい場所31選」のひとつに選出したことから、日本でも有名になりましたよね。

特に欧米人は、モノやコトだけでなく、その背景にあるストーリーに興味を持ちます。外国人の旅心をくすぐるストーリー、でもそのストーリーを多くの日本人は知らないのです。日本語のガイドブックには載っていないけれど、実は面白い伝説があったり、日本人にとっても珍しかったりすることもあります。

▶WAttentionのストーリー性を取り入れた制作物

WAttention Tohoku

WAttention Tohoku

日本の歴史や文化、東北の魅力への深い理解を有する外国人ライターが、対象となる海外の市場特性を熟知する日本人編集者の監修の下、「外国人目線」で東北ならではの魅力を掘下げ、物語(ストーリー)として発信。

外国人に注目度の高い「酒、精神文化、侍、桜」の4つ(4S)をテーマに掲げ、それぞれに精通した現地の方々へのインタビューを実施。東北の魅力を心に響くストーリーとして、海外に紹介しました。

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自然大回廊(日本海)コース

日本のシンボルである富士山の認知度を活かし、「天に選ばれし、名水の地」のコンセプトを掲げ、テーマ性・ストーリー性のある観光コンテンツを発信しました。

まとめ

Afterコロナ、Withコロナの時代に日本の国内観光を考えるとき、外国人が目を向けたコンテンツは日本人の集客のヒントになるのではないでしょうか。また、「日本人の方が日本の事はよく知っているの」という既存の概念を捨てたところで、外国人、日本人、両方を集めることができる魅力ある観光コンテンツを発掘することが出来るのかもしれません。

Fuji yama

JNTO の体験型観光コンテンツを集めた「Experiences in Japan」ページでは、国内の魅力ある観光資源を、その土地に根ざしたストーリー性やテーマ性とともに紹介しています。

スタッフ紹介

和テンション新卒社員の徳田です。趣味は温泉巡りで、別府市の88湯巡りでは、現在60個を制覇。皆様のおすすめ温泉があれば教えてください!ブログでは、フレッシュでエネルギッシュな情報を皆様にお伝えいたします。

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