プレスリリース

フリーマガジン『WAttention Tohoku』を活用した東北の魅力発信を2019年度も実施

世界へ向けて日本の魅力を発信するメディア、和テンション株式会社は、一般社団法人 東北観光推進機構より委託を受け、東北観光情報フリーマガジン『WAttention Tohoku』を2016年より4年にわたり定期発行。2020年3月、7号目となる同誌をシンガポールにて発行いたしました。今号では、外国人に注目度の高い「酒、精神文化、侍、桜」の4つ(4S)をテーマに掲げ、それぞれに精通した現地の方々へのインタビューを実施。東北の魅力を心に響くストーリーとして、海外に紹介しています。

 

 

『WAttention Tohoku』は、特に「すでに訪日経験があり、ゴールデンルートといった一般的な観光ルートは経験している訪日リピーター層(日本のファン)」をターゲットとしています。こうした「日本の観光コンテンツについて造詣の深い外国人」の知的好奇心をくすぐり、東北6県及び新潟県への訪問意欲を喚起するためには、ガイドブック的な単なる観光情報の紹介/発信では不十分です。そこで『WAttention Tohoku』では、日本の歴史や文化、東北の魅力への深い理解を有する外国人ライターが、対象となる海外の市場特性を熟知する日本人編集者の監修の下、「外国人目線」で東北ならではの魅力を掘下げ、物語(ストーリー)として発信しています。

また、制作したコンテンツをターゲットへ「確実に届ける」ため、各国で正式に出版ライセンスを取得している日本情報メディア『WAttention』の特別編集版として定期発行を行っています。これにより、訪日旅行を扱う旅行会社や、日系飲食店/商業施設、日本語学校、日本関連施設など各国の日本ファンが多く集まる場所へリーチポイントを設定、戦略的に配布を実施することができるのです。

地方を訪れる訪日外国人旅行者にとって欠かせない二次交通の情報についても、モデルコースと共に掲載しています。これにより東北への興味喚起に留まらず、実際の旅のプランニングへ結び付けています。

さらに、QRコードを活用することで、紙媒体であるマガジンとオンライン上の特設WEBページの連動を図っています。こうした多角的なチャネル展開により、実際の発行部数の枠を超え、さらに広範囲の読者に情報を届けることに成功しています。また、読者に対するアンケート調査をオンライン上で実施。東北訪問への意識調査を行うことで、新しい観光コンテンツの発掘や観光ルート造成に向けたデータの収集も行っています。

左:取材の様子。右:シンガポール現地設置の様子(DON DON: DONKI)

誌面はオンライン上でデジタルマガジンとして御覧いただけます

【媒体概要】

媒体:WAttention Tohoku 2019-20特別号
仕様:A4サイズ、24ページ
発行:2020年3月
配布場所:シンガポール内14施設、37箇所
部数:3,000部(一部日本国内にて利用)
言語:英語

【WAttention Tohoku 2019-20特別号 企画内容】

外国人に注目度の高い4S 「酒、精神文化、侍、桜」をテーマに設定。

Sake(酒):

海外でも認知度が高まってきた日本酒ですが、単なる地酒ブームとは違う酒造りに込めた熱い、東北の風土との関わり、通じて日本酒を紹介。特に、日本の酒造りを支える南部杜氏に焦点をあてました。

Samurai(侍):

侍東北には、ゲームやアニメ、漫画などにも取り上げられ外国人にも高い人気を誇る武将や武士にゆかりの地が多くあります。彼らの本物の姿やサムライ文化の神髄に触れるとこで、さらにその魅力に惹きつけられることでしょう。

Spirit(精神文化):

日本の精神文化といえば京都や奈良の寺社のイメージが強い外国人にとって、東北に息づく「信仰」に触れることは「知られざる日本人の精神文化」を垣間見ることができる絶好の機会です。時を超えて東北の人々に受け継がれてきた信仰や異界への畏怖を紹介。

Sakura(桜):

桜に秘められたストーリーや歴史を紐解きながら、美しく儚い東北の桜に思いを馳せてもらうページを制作し、美しいビジュアルからその魅力を紹介しました。

一般社団法人東北観光推進機構をはじめ、東北地域の自治体・施設の皆さま、取材・制作にご協力をいただきありがとうございました。

 

フリーマガジン『WAttention Tohoku』を活用した東北の魅力発信を2019年度も実施” への1件のフィードバック

コメントは受け付けていません。