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欧米豪へ向けた情報発信のタイミング

国内向け情報発信と海外向け情報発信はタイミングも違えば、方法も変わってきます。

今日は、弊社の情報発信の例も交えながら、欧米豪向けにフォーカスした情報発信のハウツーをお伝えします。

欧米豪向け情報発信の時期

私たちはこの3年、東京都観光財団様からの委託を受け、欧米豪へ向けた*観光情報メールマガジンを毎月配信しています。この間、都内の多くの観光、宿泊施設、また商業施設やイベントなど、関係各所のご協力を得て情報を発信してきました。

でも、この間、とても残念だったのは、「まさに欧米豪からの訪日外国人向きの施設や企画」なのにかかわらず、ご紹介できないものが多数あったことです。このメールマガジンは現地の観光事業者やメディア向け。

ですから、基本的に3ヶ月から2ヶ月半前の情報が要求されます。例えば、ホテルのイベント情報や美術館の特別展などのプレスリリースが発信されるのが直前だと、欧米豪などの訪日旅行を計画されている人たちが利用できる情報としては遅すぎてしまうのです。

現在、日本の多くの事業者様は1ヶ月から1ヶ月半前に情報を発信されています。日本国内向けであれば充分に間に合いますよね。でも、欧米豪へ向けてのPRを検討されているのであれば、3ヶ月から2ヶ月半前の発信を意識されるのがお勧めです。

欧米豪向け情報発信のコツ

もちろん、企画運営の準備の関係からとてもそんなに早く情報を出せない、という現実…でしょうか? 大丈夫です、その場合にも、お勧めできる方法が2つあります。

欧米豪向け情報発信のコツ① 最低限の内容でまず予告

一つは、最低限の内容でまず「予告」してしまうことです。「○○では、××頃に△△を行う準備をしています。詳細は××頃に発表します」というだけでOK。実は、欧米豪では媒体を問わず情報発信の仕方に、はっきりしたルールがあるのです。まず、トップに第一報で入ってくる短い情報が掲載されます。そして、第2報、第3報と徐々に詳細が入ってくるとそこに追加されていくのです。最終的に第一報は、情報全体の「概略」の役割を果たして、この情報が完成します。詳細が全部決まってからでないと発信したらダメじゃないの?というのは、日本人特有のものなのです。

欧米豪向け情報発信のコツ② 着地型情報発信

もう一つの方法は、現地での発信を日本に到着してから。到着した人たちへの情報発信です。日本人は海外旅行をするとき、かなりしっかりと計画を立てますよね。それに比べて欧米豪の人達は、その日の天気や前日の体験、その日の気分で予定を来決めることも少なくないのです。この場合の情報発信は、メディアや旅行業者からではなくて、個人が対象。訪日外国人の心を動かす文章やビジュアルが大切になってきます!

和テンション式欧米豪向け情報発信

着地型向けフリーマガジン “WAttention Tokyo”では、タビ中向け情報発信を意識した、その名も「3HRS」をご用意

その日の気分で行き先を決める欧米豪の特徴を踏まえて、東京から「3時間」で行けるスポットを紹介しています。

*東京観光財団  観光情報メールマガジンについて

2018年より欧米豪のメディア・旅行会社の方々に向けたメールマガジン「TOKYO NOW」を制作・配信。

外国人の視点、外国人の志向に基づいた記事制作により、当該市場のメディアや現地旅行事業者等に訴求するフレッシュで、興味を引く情報を発信しています。

スタッフ紹介

和テンション新卒社員の徳田です。

趣味は温泉巡りで、別府市の88湯巡りでは、現在60個を制覇。皆様のおすすめ温泉があれば教えてください!ブログでは、フレッシュでエネルギッシュな情報を皆様にお伝えいたします。

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